(※この記事は2021年5月21日に更新されました)
「スラムダンクの魅力を知りたい!」
「人気漫画の感動ポイントってなんだろう?」
この記事は、そのような方に向けて書かれています。
こんにちは!
ちゃちゃまると申します。
いきなりですが、「スラムダンク」というマンガ、ご存知ですか?
有名どころなので、よく知っているかもしれません。
私は、その存在は知っていて、バスケットボールのマンガということはわかっていたのですが、
「バスケしないしなあ……。それに、いまさら感あるなあ……」
という感じで最初は避けていました。
しかし、某あっちゃんのYouTube大学の影響でアニメ版を見てみると、それがまあ面白い!
感動しました!
今回は「スラムダンク」を見て知った感動のポイントを3選。
できるだけ、創作に活かせるように話したいと思います!
結論
まず結論を言います。
3つの感動ポイントとは、
- 敵も、味方も、みんな思いやりがある!
- 感情の表現がめちゃくちゃわかりやすい!
- やっぱり「努力」と「成長」!
です!
それでは、詳しく見てみましょう!
スラムダンク
本題の前にスラムダンクについて、少し説明したいと思います。
スラムダンク(SLAM DUNK)は、バスケットボールを題材にした少年漫画で、著者は井上雄彦さんです。
「週刊少年ジャンプ」にて、1990年から1996年の6年間連載されていました。
全部で276話ですが、ストーリーの中ではたった3ヶ月の出来事です。
それほどまでに、物語が丁寧に描かれているのです。
それでは、本題に入りましょう!
敵も、味方も、みんな思いやりがある!
スラムダンクの感動ポイント1つ目は、
敵も、味方も、みんな思いやりがあること
です。
どんなに不良であっても、みんなをボコボコにしようと、そいつは必ず改心します。
例えば、主人公の桜木花道は不良で、最初はバスケのことが大嫌いでした。
バスケ部の部長、赤木(通称ゴリ)を殴ったりしていました。
しかし、好意を寄せている晴子のおかげもあり、少しずつ改心し、最終的にバスケが大好きになるのです。
また、元バスケ部のメンバー三井(通称ミッチー)も、一度バスケ部を壊滅させようと不良集団を引き連れて暴れました。
しかし、安西先生を目にして、過去に助けてもらった言葉「あきらめたらそこで試合終了ですよ」を思い出し、改心するのです。
スラムダンクの名セリフのひとつ
「バスケがしたいです……」
に涙するのは、バスケを憎んでいたかと思いきや、実は大好きだったというギャップがあるからです。
このように、
とんでもない悪役でも思いやりがどこかにあるので、最終的には大好きになれるのです。
感情の表現がめちゃくちゃわかりやすい!
スラムダンクが人気である理由のひとつは、
感情の表現がわかりやすい
というところでしょう。
ギャグのパートと、シリアスのパートにメリハリがあってわかりやすい。
これは、小説制作に通ずるところでもあります。
例えば、バスケ部の部長、ゴリは入部してからずっと、全国制覇を夢見てきました。
そのために、心を鬼にして努力を積み重ねてきたのです。
そして、全国出場をわける陵南高校との試合。
最後の最後にシュートが決まり、湘北高校の勝利が決まった瞬間。
みんなは大はしゃぎするのですが、ゴリだけひとり黙っていました。
一番嬉しいはずのゴリがなぜ?
それは、全国への思いが募りすぎて、はしゃぐを超えてしまったからです。
嬉しくなかったわけではありません。
実は、こっそり涙を流していたのです。
厳しいゴリが号泣するというギャップ。
その顔がぐちゃぐちゃになる様子も、とてもわかりやすいのです。
やっぱり「努力」と「成長」!
最後はなんといっても、「努力」と「成長」!
ひたすら努力して、成長するのは少年漫画の醍醐味です。
主人公、桜木花道はバスケなんてしたことがないド素人でした。
しかし、
ライバルの流川に負けたくない!
という思いで、特訓を続けるのです。
流川は本当の天才なので、技が多様です。
それに比べて、花道はシュート2万本など、めちゃくちゃ頑張ってひとつ。
それも、実戦ではうまくいかないことが多いのです。
そして、努力に努力を重ねた末、決まるシュート。
それを見て、私たちは、
「おお! 頑張ったカイがあったねえ!」
となるのです。
やっぱり努力は報われるものです。
いえ、報われるまでが努力なのです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
まだまだ、魅力を伝えきれなかったところはあります。
自分の目で確かめると、深く理解することができますよ。
ぜひ感動的なシナリオの参考にしてみてください!
人気には秘密がある。思いやりと努力をわかりやすく表現しよう!
- 敵も、味方も、みんな思いやりがある!
- 感情の表現がめちゃくちゃわかりやすい!
- やっぱり「努力」と「成長」!