こんにちは、ちゃちゃまるです。
「魅力的な生き方をしたい」
「理想的なキャラクターを作りたい」
そういう方にむけて、本記事では、書籍「GIVE&TAKE」についてご紹介します。
「GIVE&TAKE」は理想的な生き方、「情けは人の為ならず」を論理的に説明した実用書です。
この本から、私たちの生活を変える学びだけでなく、
小説作成に活かせる知識を得ることができます。
なぜなら、この本からは人間そのものについて学ぶことができるからです。
人の本能的な部分を知ることによって、キャラクターに深みを与えることができます。
人間の本質は現実でも、小説の中でも、変わらないということです。
本書を知ったきっかけ
私自身、この存在を知ったきっかけは、某YouTube大学の紹介動画を見たことです。
早速Amazonからあらすじを読んでみると、「GIVE&TAKE」の考え方は生きる上での教訓であり、キャラクターを作るにいたって、大きなテーマとなると考えました。
本書をすすめる理由
本書をすすめる理由は以下の3つです。
- 人間の本性がわかる
- 具体的な例がある
- 説明が論理的で説得力がある
順番に見ていきましょう。
人間の本性がわかる
世の中には、ギバー、テイカー、マッチャーの3タイプの人間がいるというのが、本書の前提です。
ギバーは物や情報を与える人。テイカーは奪う人。マッチャーはその均衡を求める人。
内容を通して、それぞれのタイプの動機や目的を知ることができます。
「情けは人の為ならず」の言葉通り、一番成功しているのはギバーです。
とにかく与え続けることで、その分利益が戻ってきます。
これを小説に応用するなら、主人公がギバー、悪役がテイカーで対立させたり、テイカーの主人公をギバーに成長させたり、とかでしょう。
具体的な例がある
上記で挙げた3タイプの特徴を、本書では具体的な例を使って説明しています。
リンカーンなどの成功したギバーたちが、どのような考えを持って生きていたのかが明らかになっています。
その中で、私がなるほどと思ったのが、テイカーの見分け方についてでした。
テイカーは自分大好きなので、SNSのプロフィール画面で、自分の顔をアップにしたがります。
知り合いの中で、自分を前面に押し出している人がいれば、要注意ということです。
このブログのプロフィール画像も顔のアップなので、私、テイカー……?
論理的で説得力がある
有名大学の研究などで裏付けされた数字を使って、説が論理的に正しいことを実証しているので、説得力があります。
実験の結果とかも、これは確かにと思わずうなずいてしまいました。
冒頭に言った通り、「情けは人の為ならず」を論理的に立証した実践的な内容です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
生き方にまつわる本は、私たちの人生だけでなく、本の中の登場人物たちの人生も豊かなものにしてくれます。
実用書を小説作成に活かすというのは、難しいとは思いますが、うまく取り入れることで人物に深みが出ます。
読むときの注意点として、少しページ数が多いというのがあります。
ですので、時間がない方は太字の部分を中心に読んでみてください。
気になったところがあれば、戻って読めばOKです。
ぜひ一度読んでみてください。
では、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
一番成功するのはギバーであり、一番損するのもギバーである。
これは、現実世界でも、空想世界でも変わらない真理だ。