「やりたいことがみつからない」
その気持ち、よくわかります。
私も時々、そういう気持ちになっています。
こんにちは、ちゃちゃまるです。
今回は、「直感と論理をつなぐ思考法」という書籍を読んで、「やりたいことがわからない」を解決するヒントを得ることができたので、今回はそれをお話ししようと思います。
「停滞感」の原因
なんとなく面白くなくて、モヤモヤする感じ。
電車に揺られて、このままでいいんだろうか、という漠然とした感じ。
そういった停滞感を感じること、よくありますよね。
その原因は、「他人モード」にあります。
「他人モード」とは、「お客さんのために仕事をする」「親の期待に応えるために勉強をする」などといった、他人のことに頭を支配された状態のことを指します。
普段から他人のことを考えているせいで、いざ自分のことを考える余裕が生まれると、何も考えることが出てこなくて、なんとなく不安に感じるのです。
つまり、この「他人モード」の時間を「自分モード」に変えることが、漠然とした「停滞感」を打ち破るヒントとなるわけです。
「自分モード」=「これがやりたい!」という妄想力
世界を一変させた偉人たちは、「自分モード」をフル活用してきました。
「2035年までに人類を火星に移住可能にする」(イーロン・マスク/スペースX)
「もしすべてのウェブサイトをダウンロードできて、そのリンク先を記録しておけたら、どうなるだろう?」(ラリー・ペイジ/グーグル創業者)
「質の高い教育を、無償で世界に提供するには?」(サルマン・カーン/カーンアカデミー創業者)
一見、途方もない妄想ですが、実際彼らが活躍しているのを見ると、ホンキであることがわかります。
「彼らと同じくらい大きな夢を持て!」と言うつもりはありませんが、こういった妄想力が自分自身をワクワクさせるというのは本当のようです。
では、その妄想力を引き出すにはどうすればいいのでしょう?
次項でその手法について説明しましょう。
A4コピー用紙に感情を書き出す
紹介書籍には妄想力を引き出す手法がいくつも載っていますが、その中でもひとつ、私が気に入った手法を紹介したいと思います。
- 無地のA4コピー用紙とペンを用意する。
- 最近、自分がいやだと思ったこと、うれしかったこと、気になっていることなどをありのままに書き出す。
- 愚痴などのマイナス感情も書き出す。ただし、ポジティブな感情で締めること。
- 毎日決まった時間(朝一が望ましい)に行い、決まったページ(2ページくらい)を埋めること
特に3の部分のポジティブな感情で締めることが大事で、マイナス感情のまま放っておくと、一日中うつ気味になって、はかどらなくなります(実体験です汗)。
なので、最後は「楽しみだ」とか「嬉しかった」とかで締めるようにしましょう。
一週間ほど継続すると、爽快感というか、スッキリした気分になります。
自分が本当にしたいことも次第にわかるはずです。
私は「人生を感動の涙で満たしたい」という思いに辿り着きました。
現実は厳しい。しかし、妄想力がそれを打ち破る
しかし、仮に妄想力を得て、自分が本当にしたいことがわかったとして、それは本当に意味があることなのでしょうか?
思えば、私たちは常に2つの選択肢に迫られています。
「同じ」か「違う」かの選択肢に。
今日の昼ごはんは、いつもと「同じ」ラーメン屋か、いつもと「違う」定食屋か。
休日は、いつもと「同じ」ようにゴロゴロするか、いつもと「違って」外出するか。
同じこと、違うこと、どちらも一長一短があります。
それは世界を見ても同じです。
世界が急速に変わるようになったと言われて久しいですが、その変化にピッタリ張り付くのは難しい。
しかし、だからといって、まったく変化しなくていいとは言えないほど無数に問題が残っている。
じゃあ、一体どうすれば?
その答えが、妄想力なのです。
すべてが手探りになった世の中で、失敗しないことはありえません。
小さい試行錯誤、トライ&エラーを繰り返すことが、大きな成果を手に入れる手がかりになります。
あのアマゾンですら、結果が出るのに創業から10年かかったそうです。
それくらい、結果を出すのは時間がかかるということです。
短期的な失敗や障害はいくらでもあるでしょう。
私も失敗だらけです。
おそらく理想が拙いものであれば、とっくにリタイアしているでしょう。
本当に「好き」であり、「関心」のあることだけが、その絶望に耐えうるのです。
妄想力を身につけて、自分が心から思う「やりたいこと」を見つけること。
それが、人生を感動で満たすことのカギなのではないかと思います。
漠然とした停滞感は、人生をよりよくしたいという伸びしろ。
妄想力を身につけて、「やりたいこと」をみつけてみよう。